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実績詳細

センタレスベルト研削盤の使用例 ①旋盤作業に換る仕事

使用目的:Ⅰ.鋼材及びステンレス材について ①旋盤作業に換る仕事

 

丸材の外形寸法を出す場合、一般には旋盤加工により一皮剥ぐ方法が行われていますが.これを素材寸法を再検討(削り代を小さく)し、本機に置き換えることによって生産性を向上させることが出来ます。
例1)某ベアリングメーカーにて:
周知のようにベアリング鋼は材料表面に脱炭層があります。コロベアリングのコロを製造している工場では、この脱炭層を除去し焼入れ性を良くするために、まず自動盤で外径旋削し突っ切り加工してコロの素材を作っていました。これを長尺材のまま本機により外径研削のみ行い、単能盤で突っ切り加工してコロを得るように工程を変えました。その結果、外径旋削では送り速度0.3m/min(回転数1500r.p.m.×送り0.2mm/rev)であったのが、本機では送りを2.5m/minで行えるので生産性は8倍強となり、従来下請工場にも出していた仕事が自社内で楽にできるようになりました。
例2)某織機メーカーにて:
小物バー材の外形寸法を決めるのに、旋盤により寸法きめの上ヘール仕上げしていたのを本機に置き換えて 例1)とほぼ同等の効果を収めることが出来ました。

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